宿り木と共に十字のハンガーを壁にかけました。
こんな綺麗な形はなかなか無いのです。縦軸が長いのでとてもシャープな雰囲気がでています。
しかし職人さんが丁寧に塗ってくれた漆喰壁に釘を一本打つというのに躊躇しました。
思い切りの良さというのも必要ですね。
クロスというのは、縦と横に一本ずつ線を引くだけでシンボルになるかなり削ぎ落とされたデザイン。
何千年も使われてきたのはシンプルが故にということも在るのかもしれません。
色んなデザインというものは日々生まれては消えていきますが
不変的なものというのは削ぎ落とされた中に存在していると考えてます。
だから自身シンプルな物が好きなんだろうなと腑に落ちた日でした。
惹かれるものはなぜ惹かれるのかというのを考えると自分自身の事も少し解ります。
時に静かに考えてみるのもおすすめです。
明日も素敵な一日を。
独りのための静かな空間美容室ぱいんゆ ながお光太郎