昨日は風が強い日でした。新店舗の前は古くから残る雑木林。今は一橋大学の敷地内。

風が吹けば雨かと思うほどにザァと鳴る。

この場所で次なるなにかを担おうと思った決め手は窓から映る木々達でした。

何で移転するのか、したのかと訊ねていただくことが良くあります。

単純に不安定な中に生きているのが好きなのと、余白が多めに在るのが好きだからです。

写真や絵、身近なものでは料理でもそうだと思いますが、お皿や額の縁ギリギリいっぱいまで在るよりも周りに余白が結構あったほうが素敵に見えると考えます。

単純に好みですが。

美容室という空間もギュッーっと詰まっているよりも少し空間に余白があったほうが素敵だろうと考えるようになりました。

バランスは大事なので人が二人居て丁度よい大きさの場所を探していた所今の物件を紹介いただきました。

時に流れてきた木に掴まってみるのも、思わぬところに辿り着いて面白いだろうと思います。

限られている時間の中で出来ることを出来るうちにやろうと考えています。

明日も素敵な一日を。

ぱいんゆ ながお光太郎